お店をやっていた2年間は数日間お店を空けて技術研修など行くことができなかったので閉店後より木型を使ったハット作りや腕時計の内部構造勉強・製作・着物の製作デザインの講習など東奔西走しておりました。
前から木型を使った製作技術に興味のあったウールハットの製作方法は真っ先に覚えるべき所、革製品を製造しているのだから動物性の羊毛を使ったウールの扱い方・型の付け方が分かれば有効利用できる幅が広がります。 次に、うちの売り上げナンバーワンの腕時計。時計機械部分はメーカーより取り寄せているのでなかなか時計自体の修正や構造などお任せになっておりました。
最低限の腕時計構造管理・調整方法・手作り時計の製作方法は知っておかなければ製作者として無責任ですので3日間泊まり込みで研修を受けてきました。 次に、お店を開いていると方向性の違う商品を置くことができないためリクエストが多くても着物小物やメンズの着物など製作対応できませんでした。
製作専門のメーカーであれば和洋服・インテリアなど用途が違うものもニーズによって作るのが普通のことです。
まずは着物の反物デザインの仕方から流通のさせ方・取引する職人さんの依頼方法などを理解しておきたかったので着物デザイン講座へ参加! なんやかんやで閉店後1,2か月は収穫も多く濃縮されて通り過ぎました。
昔から知っていたのですが時間がなくて作れなかった武士や火消しの洒落着の革羽織を着物デザイン講座の前日に製作して着て行けたのはなかなかいい感じです。、