今回はコンチョの取れた極厚の本革を使ったレザーウォレットの修理です。
まずは取れたコンチョの溶接面をきれいにならし密着面を多くしてがっちりくっつきやすくします。
その後に取り付け作業。
この時点で留め具の足の長さが足りないなど分かった場合は溶接しなおしします。
そして金具を打ち付ければ完成です。
今回はコンチョの溶接1500円と厚みのある革だったので金具代と作業賃をプラスして3000円でした。
次に切れてしまった本革のショルダーストラップをもともとの木製金具を再利用して修理
もともとと同じ革・同じ色のものはありませんので、ベルト用の強度のある革で色あせしていない部分に色を合わせストラップを革全交換で修理しました、
作業賃は基本的に時間給となっています。
メールにてご希望の加工内容と損傷個所の写真をお送りいただけましたら加工時間とお見積りも可能です。
ジッパーの修理は革のほうが痛んで裂けてしまうため基本的には承っていません。
また合皮も縫った所より剝がれて行ってしまうので当工房では承っていません。
コンチョ修理を多く承っていますがシルバー925・真鍮・銅製品製は不可となります。
お電話は別件の仕事などもありますので出るのが難しいです。